プラスピアス

ピアスのトラブルと予防について

トラブル

最近ではもう、ピアスは特別なアクセサリーではありませんよね。しかし、身近なアクセサリーの中でも最もアレルギーや炎症など色々なトラブルを起こしやすいものの一つといえます。一度トラブルを起こすとピアスをつけられなくなってしまったり、ピアス以外にもトラブルを起こしやすくなる場合があります。


ピアスによるトラブル

トラブルが起きるのは、穴を開けた直後からセルフケアでも大丈夫な人もいますが、人によっては同じようなケアしていてもトラブルを起こしてしまう場合もあります。

金属アレルギー

ポストやジュエリーの留め金部分に使われる金属が、身体の中に溶け出すことで体内にたんぱく質が作られます。このたんぱく質を体内の免疫細胞が異物と判断してしまうことでアレルギー症状を引き起こすのが金属アレルギーです。また、ポスト部分は皮膚表面だけではなく皮膚の内側に直接金属が触れるため、アレルギー反応を引き起こしやすいのが特徴です。また、ホールの内側の皮膚が安定した後でも、運動や入浴など金属成分が溶けやすい状況や体調の変化によって、金属アレルギーが起こる可能性があります。

排除

ヘソピなどによく見られる症状で、身体がピアスを異物と判断して外へ押し出してしまおうとすることです。症状としては、はじめと位置がだんだんとずれてきたり、自然に取れてしまう事もあります。また、肌や皮膚が炎症を起こす場合もありますが、炎症とは少し違った痛みを内部の方に感じる場合が多いようです。一度排除が起こってしまうと、ホールがあった部分にしこりができたりして、同じ場所に穴をあけるのは難しくなります。また、もう一度あけてもまた排除される可能性も高いのが特徴です。

温度差

金属製のタイプに起こりやすいトラブルが、周囲の温度差によるトラブルです。スキーやスノボなどのウィンタースポーツをする際、熱伝導率の高い金属製のタイプをつけていると、金属と触れているホールの部分が気がつかないうちに凍傷になってしまう場合があります。また、反対にサウナなど熱いところでも金属のピアスから高熱が皮膚につたわり、ヤケドをしてしまうとトラブルが増えています。

消毒

ホールが安定していない、ファーストやセカンドの期間は、かぶれや炎症を気にして頻繁に消毒約を使用する人が多いようです。しかし、消毒薬は皮膚に刺激をあたえるためかぶれ易くなってしまいます。また、皮膚が出来ていない状態のホールに消毒薬が頻繁につくと、キズを治そうとする働きが強くなり皮膚が出来にくい状態になってしまいます。皮膚が出来にくい状態が長く続くと内部で炎症が起こりやすくなったり、ケロイドや肉芽種になってしまう事もあります。

トラブルの予防・対処

穴あけ後から皮膚が安定するまでの1〜2年間のケアが大切です。また、その原因が間違ったケアや予防方法にあるというケースも多いのですが、そうならないように正しい予防やケア方法を知っておきましょう。

予防

ピアスホールをあける際に、アレルギーを起こしやすい金属製のものではなく樹脂製のものを選ぶのもトラブルを未然に防ぐポイントになります。また、あける際に使われる器具や消毒にかぶれる場合もありますので、ピアスに付いての知識が豊富な医療機関でトラブルが起こりにくい器具や消毒薬を使ってもらうのがおすすめです。

対処方法

セルフピアッシングを行っている人の中には、市販の消毒薬を使っている人が多いようですが、キズ用の消毒薬はピアスホールを作りにくくし、トラブルを引き起こしやすいので使用しないようにしましょう。穴を開けてから2〜3日は水に濡れないようにして、赤みが引いてきたらポストを軽くまわして癒着を防ぎます。

ケア

毎日のケアには、薬用石鹸などをあわ立てて、ピアスごと泡で包み込むように洗います。炎症が続く場合には、専用の化膿止めや消毒薬を使いますが、内部の状態が表面とは違っている場合もありますので、自己判断せず医療機関へ行くようにしましょう。また、毎日のケアにはピアス用に作られた刺激の少ない消毒薬やケアに適した薬用石鹸などが医療機関でも販売されていますので、こういったものを利用するのもお勧めです。